2012年4月1日四段。中学生で三段に昇段し、豊島、菅井、糸谷ら勢いおある関西の若手軍団の中でも最も格調高い指し回しを見せていた。
18歳での昇段は時間がかかった印象もあったが、特に層の厚い三段リーグの中で力を蓄える期間でもあったかもしれない。
プロ入り後はC2を一期抜けするなど才能が開花。初タイトル挑戦は羽生に1-3で破れたものの、5番勝負での1勝は確かな手応えにもなった。
第66期王座戦で2度目のタイトル挑戦。
昨年羽生から奪取した中村太地王座との「イケメン対決」は全てが名局賞レベルの熱戦でのフルセットでの戦いとなり、紙一重の差で斎藤に女神は微笑んだ。