2020年9月1日女流2級。
元奨励会三段でアマチュア強豪の鈴木英春さんが主宰する「晩成塾」で「かまいたち戦法」と出会い、
居飛車力戦での力を着実につけていき、
2018年には中学生将棋名人戦で女子初の優勝を成し遂げ野原未蘭の名は全国に轟いていった。

2020年にはプロ入りを目指して研修会にも入会。
アマチュアとして参加した第28期倉敷藤花戦でベスト8に進出し、女流2級の資格を得てプロ入りとなった。
師匠となった森内俊之九段の鉄板流の指し回しに憧れ、弟子入りのきっかけは直接手紙を書くという一途な想いだった。

これまでにない将棋を指すタイプの野原が、さらに重厚な感覚を身につければ伸び盛りの今トップグループにも喰らいつくことは間違いないだろう。
ここからの数年が勝負のとき。プロ入りは通過点だ。